ゲスの極みオヤジ。みたいなビル・マーレイに、親近感を抱き始めた頃、話が急展開。スレたオヤジ泣かすにゃ刃物は要らぬ。『ヴィンセント~』を観れば良い!ナオミ・ワッツも久々にビッチな魅力でサイコー!
秋本鉄次(映画評論家)
個性がぶつかり合い、見つめ合い、認め合い、どんな生き方も意味ありありや、ヴィンセントが教えてくれたことは、ヴィンセントが教えてもろたことや。そうそうこの映画見た人に最高のエンドロールがもれなく付いてくる!やるなビル・マーレイ。
綾戸智恵(ジャズシンガー)
枯れたビル・マーレイにしてやられた!じんわりと心の琴線にひびく、人に教えたくなる渋イイ話。
泉 麻人(コラムニスト)
俺たちの世代が味わう現実もきっちりと描かれつつ、ヴィンセントとオリバー少年の世界にグッときたなぁ。ビル・マーレイはいい生き様なんだろうね。
岩城滉一(俳優)
最初は、ちょっとギョッとして。次第に、何だかグッときて、最後は、どんどん引き込まれていく、心温まる友情物語。
久保純子(フリーアナウンサー)
人の成長というのは、接する人によってこうも変わるのか――――。飾らない、純粋なアメリカを観て、いっぱい笑い、そして最後は泣いた。本当にすっきり気持ちのいい。こんなアメリカ映画が大好きです。若い人たちにぜひご覧いただきたいです。
佐伯チズ(美容家)
ダメで弱いロクデナシだからこそ、生きるつらさを知ってるし、本当の優しさを持つことができるんだと思った。人生は深い。
佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
コクのあるチーズを、ミディアムボディのワインで楽しく味わう感じ。B・マーレイの玄人芸がいよいよ円熟してきた。
芝山幹郎(評論家)
偏屈なオヤジと少年のやりとりに笑いながらも、やがてホロリと。配役が素敵です!
春風亭小朝(噺家)
人が嫌い、みんなも彼が嫌い。酒好き、ギャンブル好き。でも本当は、とても優しくて暖かい人間。この映画を見ていくうちにドンドンそんな彼の虜になってる自分がいた。小さく頭のいいオリバーと同じ感情を抱いてる自分がいた。
土屋アンナ(モデル・アーティスト)
大好きな映画です。アメリカの抱えている市民生活の問題が深刻でなく描いて、笑って、泣いて最後は心に沁みます。ビル・マーレイが良い!
ピーコ(ファッション評論家、シャンソン歌手)
こんなにダメオヤジなのに、こんなにイヤなオヤジなのに、なぜか涙が止まらない。ヤラれました。
光石 研 (俳優)
少年の最悪な状況を最高に変えられるカードを持っていた中年オヤジ。ビル・マーレイが、ワイルドな哀愁で迫って来る。僕も、こんなジジイになりたい。
吉田照美(フリーアナウンサー)
映画を観終えたとき、登場人物すべての人生を愛おしいと思った。私にとって・・・今年一番の傑作である。
山口もえ(タレント)
ビル・マーレイが出るだけで面白そーと思えてハズレないのはきっと本人が怪人だからだ。劇中ホースを持つ姿に「ゴースト・バスターズ」を思い出しw 皮肉と笑いが交差する子供みたいな大人の物語ってハズレなく子供みたいな大人の私に突き刺さってホロリ。
伊藤さとり(映画パーソナリティ)